父のやり方に腹を立てた栄が桑乃木へ向かうと、そこには縁の姿が。反発しあうも、“父への不信感”で利害が一致し、父を失脚させるため結託する三兄弟。そこで縁が語った父の犯した罪、それは栄と周が知らない食中毒事件だったーー。一方、いち日は三人を心配しつつも、雑誌に掲載された大盛況の桑乃木で忙しい日々を過ごしていて…。 試練の前で兄弟と夫婦、それぞれの絆が試されるーーー新たな風が吹く第14巻!詳細
リンゴさん通報5.0ちょっと王道からそれてるのがいい例えば周君の思い人がでてくるじゃないですか。だいたい、実は思い人と両想いだったとか、だんなさんに裏切られて傷心とか、いくつか王道パターンがあると思うんですけど、このお話の展開は新しいなと思いました。まさかの、そう来たかですよ。お兄さまの病弱な奥様も、まさかの展開だったし、すごくオリジナルというか。その分、劇的な展開にはならず(多分劇的展開を狙うと王道になっちゃうんだろうな)淡々としているんだけど、それが当時の時代に合ってるように思えます。よい作品です。2025/02/09いいね(1)