伝説の料理人・北方歳三(きたかた・としぞう)の弟である精四郎(せいしろう)が、卑怯な手を使って五稜郭亭の全国展開を図ろうとしている間に、野望を持つ柴山(しばやま)、徳田(とくた)、明石(あかし)の3人が、函館五稜郭亭を狙っていた。北海道に上陸した北方は、柴山が仕切る旭川五稜郭亭の厨房に入って、新メニューを作り……!?詳細
midori通報5.0豪快と北方歳三というキャラが魅力「質問は一切受け付けん」革ジャンをきてサイドカーをつけたバイクで現れる凄腕料理人、北方歳三。彼がさまざまな土地で潰れる寸前の食べ物屋を建て直していく話。主人公の彼とバイクは印象的すぎる。サイドカーて。彼は一見、横暴で乱暴な振る舞いしているようだが、全ては美味しい料理を作るための修行をさせているのだ。そのぶっとんだストーリーと北方の真剣さが絶妙な面白さをうみだす。物語のアグレッシブさと、美味しそうな料理の描写が好ましいと思った。何よりも北方歳三のキャラクターが素敵な作品である。2025/06/21いいね