曾祖父が受けた屈辱を晴らすために、五稜郭亭の抹殺を企む天才料理人・エドワード・クック。旭川、小樽、札幌の五稜郭亭を閉店に追い込んだエドワードは、伝説の料理人・北方歳三(きたかた・としぞう)と函館でカレー勝負を! 北方はそれを、曾祖父・総次郎(そうじろう)とエドワードの曾祖父との料理勝負の再現だと考えて……!? 日英食戦争、ついに決着!!詳細
midori通報5.0豪快と北方歳三というキャラが魅力「質問は一切受け付けん」革ジャンをきてサイドカーをつけたバイクで現れる凄腕料理人、北方歳三。彼がさまざまな土地で潰れる寸前の食べ物屋を建て直していく話。主人公の彼とバイクは印象的すぎる。サイドカーて。彼は一見、横暴で乱暴な振る舞いしているようだが、全ては美味しい料理を作るための修行をさせているのだ。そのぶっとんだストーリーと北方の真剣さが絶妙な面白さをうみだす。物語のアグレッシブさと、美味しそうな料理の描写が好ましいと思った。何よりも北方歳三のキャラクターが素敵な作品である。2025/06/21いいね