中部ブロック大会を突破し、いよいよ全日本ノービスでライバル・光と戦うことになったいのりと司。 だが、全国レベルの精鋭達と渡り合うには、わずか1ヵ月で3回転ルッツとフリップを習得しなくてはならない。 タイムリミットが迫る中、司が招聘したジャンプ指導のエキスパート・魚淵により、いのりの新たな才能が開花する!詳細
ブドウさん通報5.0人生のバイブル本が増えたいのりちゃんと光ちゃんの関係性が素晴らしく唯一無二で、馴れ合わないけどお互いが希望そのものであることが尊すぎる。こんな風にみんな頑張りたくて、傷ついても立ち直りたくて、生きてるんだと思う。2025/07/06いいね(1)
リンゴさん通報4.0胸アツ!!リアル国民的人気選手を輩出したお陰か、すっかり日本のお家芸的人気スポーツの一つとなったフィギュアスケート。本書は、にわかファンの読者にも、フィギュアスケートを取り巻く様々な事象を、丁寧に、細やかに、しかも胸アツに伝えてくれる。一朝一夕で素晴らしい選手になれるわけでもなく、選手として素晴らしい功績を手に入れられるわけでもなく。勝負の世界は厳しいから、タイトルで表されているメダリストになるまでは遥かに遠くて。そこにたどり着くまでの道程を、一生懸命に歩んでいく幼いヒロインと、彼女のコーチの成長譚と思って読んでいるが、実は、ヒロインの敵役(?)として登場してくる沢山の子供たちをも、応援したくなってしまうというポイントが、本書の最大の魅力だと思っている。作者の人間性と愛を感じる!!2025/06/23いいね(2)