春になり、裕一は進級のためレポート三昧の日々。里香の手術はひとまず成功したものの、病状は予断を許さない。やがて二人はマルタン・デュ・ガールの『チボー家の人々』にそれぞれの思いを託し、物語はクライマックスを迎える――。病院という空間で、見えない明日を信じて生きる少年少女を活写し、“巡礼地”をも生んだライトノベルの金字塔、ついに完結!
既刊(1-4巻)
半分の月がのぼる空 1
半分の月がのぼる空 2
半分の月がのぼる空 3
半分の月がのぼる空 4
通知管理を見る
まだレビューはありません。
半分の月がのぼる空 4