永遠の命を授ける謎の妖怪アマビエが、再び江戸に出没した―― 古道具屋「荻の屋」の主・喜蔵と妖怪相談処を営む小春は、河童の棟梁・弥々子の頼みで、アマビエの鱗を探すことに。その帰り道、喜蔵は想いを寄せる綾子が、見知らぬ男といる場に出くわし動揺する。それぞれの想いが交錯する中、喜蔵と小春は大きな決断を下すことに――。 明治人情妖怪譚シリーズ第二部、感動と感涙の完結編!
既刊(1-12巻)
一鬼夜行
一鬼夜行 鬼やらい 上
一鬼夜行 鬼やらい 下
一鬼夜行 花守り鬼
一鬼夜行 枯れずの鬼灯
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一鬼夜行 鬼の嫁取り