昭和天皇は、その生涯に三度、焦土に立った。皇太子として訪れた欧州の、第一次世界大戦の激戦地。摂政として視察した関東大震災。東京大空襲で焦土と化した東京。こうした体験は、「戦争と平和」をめぐる天皇の観念に何を及ぼしたのか。激動する国際情勢のなかで、天皇はどのように戦争に関わり、歴史の「動力」となっていったのか。そして、「昭和の戦争」は、平成の天皇に何を残したのか。「象徴天皇の時代」を大幅に加筆!
既刊(1-10巻)
天皇の歴史1 神話から歴史へ
天皇の歴史2 聖武天皇と仏都平城京
天皇の歴史3 天皇と摂政・関白
天皇の歴史4 天皇と中世の武家
天皇の歴史5 天皇と天下人
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天皇の歴史8 昭和天皇と戦争の世紀