草萌える春、二人の姫は向き合う。 一人は七宮カセンの空澄姫、一人は三宮ナツメの常磐姫。 望もうと望むまいと、かつて琥珀色の姫が舞った桜の下を目指し、歩み始める二人の姫。 幼き姫は世界のかたちを探って、武門の姫は祖国を護るために。 それは、櫻帰る春。 風に舞う花弁のように、それぞれの姫装束が揺れ動く、新たなる日々。 空姫の物語が、七姫の物語へと紡ぎ合わされる道のり。
既刊(1-6巻)
七姫物語 第二章 世界のかたち
(10/16まで)
七姫物語 第三章 姫影交差
(10/16まで)
七姫物語 第四章 夏草話
(10/16まで)
七姫物語 第五章 東和の模様
(10/16まで)
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七姫物語 第三章 姫影交差