『生きるための食事でなく、ひと時の幸福のための菓子を作る』
江戸の吉原一、料理が美味いと評判の中見世・美角屋。そこで働く“菓子専門の料理番”太佑は、日々訪れる客や遊女達のために菓子を作っていた。しかしある日、幼馴染で見世一番の花魁・朝露が全く太佑の菓子を食べていないことを知り……。
切ない想いを秘め、懸命に生きる人々にひとくちの“夢”を届ける――とある料理番の、心温まる人情物語。
既刊(1-2巻 最新刊)
既刊2巻
吉原百菓ひとくちの夢
610305吉原百菓ひとくちの夢 弐
630315
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