織田信長が、本能寺で明智光秀に急襲され、
炎の中に消えたとき、嫡男である信忠もまた
二条城で攻められ、炎の中で死んだはずだった。
しかし、彼は目覚めた。
遠く離れた信濃の地で、顔に鬼の面が貼りついたまま。
そこには諏訪四郎勝頼の娘と名乗る美しく不思議な少女がいた。
天下の情勢が気になり、京へ向かう信忠に同行する娘。
しかしその行く手に、異形の“魃鬼(オニ)”たちが襲いかかる……。
日本ファンタジーノベル大賞受賞者が描く歴史伝奇小説。
既刊(1巻 最新刊)
魔王の子、鬼の娘
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