「永遠にこの時を忘れまい」
「神界」「冥界」「地上界」と世界が隔たれ、混沌で満ちていた時代。
冥界の王・ハデスの神力で魂を転生させた所以か、神界が少しずつ変化を見せる。
ゼウスは神界の『永遠の平和』が脅かされていると断じ、地上から誕生と死――すなわち人間の殲滅をはかる。
数多の神々がゼウスに対抗し、ペルセポネは人間を護らんと命を懸けて自らの身体を樹に変える。
志を同じくするハデスとまた会えると信じ…。
ふたりの神が、永遠の愛に、魂にたどりつく完結巻。
電子限定描き下ろしマンガ1Pも収録。
※本書には電子配信中の「我慢しないで、ハデス様。 ~冷酷な冥王の純愛は底知れないほど深くて、重い~」(19)~(24)が収録されています。