「君が逃げだしそうになるくらい 甘やかせばいいのかな――」本家を訪れたまりあは、山上家の真なる当主である双子の兄・装一郎と対面する。そして、まりあの本当の結婚相手が装一郎であり、装二郎は一族の呪いによって間もなく死ぬという事実を知る。運命を受け入れる装二郎に対して、まりあは「あやかしも装二郎の命も全て自分が守る!」と宣言し――!? 二人の関係が深まる大正ファンタジー、第2巻♡詳細