ソソネウェ島。観光地として名高いその島はカジノを中心として経済的に発展をした島でもありながら、未だ神話の時代から続く恩恵に守られた島でもあった。マニアナ島を出たアウロたちは、騒動の最中にはぐれてしまったリアラァとイシュウの二人と合流するため、西へ進んでいた。行商を行う船団に紛れ航海を行っていたアウロたちだったが、途中、海賊による襲撃を受け、船が損傷してしまう。リアラァたちと合流できたアウロ一行だったが、船の損傷を直すためソソネウェ島に寄ることに。そこで船を直すための資金集めに奔走するのだがーー。「──あんた、巫女様の何なんだ?」「わたしの旦那様だよ」「銛舟守であるわたしに断りもなく妻を名乗るとは。ことと次第によってはタダではおかんぞッ」リアラァの一言から、また新たな騒動が始まる…!