舞台は江戸時代、芳町(よしちょう)。 男が春を売る陰間茶屋(かげまちゃや)・紫扇楼(しせんろう)の楼主である一花(いちか)は、陰間である『のあ』からの突然の口づけに動揺していた。 彼の本心が見えないまま、紫扇楼では「陰間歌舞伎」が開幕。 のあを狙う蝶子の魔の手が忍び寄って…。【第五話「歌舞伎と俄」収録】詳細