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震える羊羹舟 おけいの戯作手帖【二】

作者:
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820
「見えない人の心を戯作で表現したい」そんな決意を抱く戯作者の孫娘おけいは、次回作のネタ探しに苦しんでいた。そんな折、版元でおけいの想い人の勘助が、お菓子競べへと誘う。 そこで羊羹舟と呼ばれる菓子の型が宙を飛ぶという、とんでもない現場に出くわす。 もしかしたら付喪神かもという弟・幸太郎の言から、羊羹舟に秘められた想いを探ろうとするおけい。 やがて、手がかりが加賀にあると知り、関係者を訪ね歩く。そして加賀で一二を争う菓子職人兄弟の葛藤と苦しみに辿り着く。 おけいは、増長し上手く話せなくなった幸太郎との関係を振り返りつつも、羊羹舟に込められた持ち主の想いを一気に筆に託した。 「人と人との思いやる心」に涙する時代小説の傑作!

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震える羊羹舟 おけいの戯作手帖【二】

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