「憧子の妊活熱が再燃するのが嫌だったんだよ」衝撃的な言葉を残して裕貴が出て行ったあと、憧子はひとりでじっとしていられなかった。そんな中、桐谷から連絡が入り、「最悪の展開に…」と返すと、ドライブに誘われる。サービスエリアで休憩をとる中、憧子の胸にふとよみがえったのは、上京したばかりの頃――裕貴との出会いだった。詳細