既刊(1-2巻)

籠城忍 有岡城救出戦

籠城忍 有岡城救出戦

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830
織田信長を裏切った荒木村重に黒田官兵衛が幽閉された。股肱の臣たちは決死の覚悟で有岡城に潜入。好評書下ろし歴史小説シリーズ!  天正6年(1578)、織田信長は畿内をほぼ制圧し、天下統一事業を次の段階に推し進めようとしていた。そんな折、有力武将の一人・荒木村重が突如反旗を翻した。村重は摂津一国を信長から任されていた。黒田官兵衛の協力を得て、摂津国の西方・播磨の国人たちの調略をほぼ終えていた羽柴秀吉は窮地に立たされる。さらに西方に君臨する毛利と、東野村重に挟まれた形になったのだ。村重謀反の報を受けて播磨の国人たちは次々に寝返り、毛利方についた。この窮地から脱するべく、官兵衛は単身で村重の拠る有岡城を訪れた。村重の反意を覆すために。だが結局、官兵衛はひと月経っても戻らず、その生死さえわからない状態になった。信長は、すでに官兵衛が裏切ったものとして、人質である官兵衛の息子の処断を命じる。官兵衛の股肱の臣、栗山善助、井上九郎右衛門、母里多兵衛は膝と膝を突き合わせて善後策を相談する。その答えは、3人がにわかの忍になって有岡城に潜入し、官兵衛の生死を確かめ、生きていれば救い出そうというものだった。計画はすぐに実行され、有岡の城下の町に3人は簡単に潜入したものの、そこから場内への侵入は困難を極める。挙句には町で、毛利の忍・座頭衆に遭遇し……。

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