【この合本版には、『森の戦士ボノロン ポラメル復刻版』2022年10月号~12月号が収録されています。】《2022年10月号 ちえと勇気の巻》やけこげた巨木の根もとで、やせた少年が泣いていました。少年の名前はポキ。バケモンのバグーに弟をさらわれてしまったのです。「ボクにもっと力があれば……」そう言って涙を流すポキの前にボノロンがあらわれます。じじょうを聞いたボノロンたちは弟を助けに向かいますが、バグーはとてもようじんぶかくて……!?《2022年12月号 ジペンと雪の精の巻》雪原に立つ巨木の枝の上で、少年のジペンが泣いていました。たったひとりのたいせつな友だちのエリカが、とおくの町にひっこして、いなくなってしまったのです。「大人になったらひとりで生きていかなきゃならない」と両親に言われて、人生にすっかりぜつぼうしたジペン。あらわれたボノロンに、「おとなになりたくない!」と願います。ボノロンは「よくきくおくすりがある」と伝えますーー。