自分の過去を頑なに話そうとしないどこか影のある雰囲気の環、他人と自分に隔たりを感じて環に依存している柳月。柳月くんの、不安と甘えが入り混じる想いに、環ちゃんは静かに寄り添って応える。桜が舞い散る朝、ふたりは揺れる心の奥を確かめ合う。ほんのり背徳感を帯びた夜、ほのぼのとした日常、そして、少しやるせなくて切ないふたりの気持ち...※本作は紀奈の個人誌作品の電子書籍版となります。詳細