《原初の異邦人》の陰謀を退け無事に〝第二次瘴気氾濫〟を防いだ八幡(はちまん)。【最悪が起こったはずの日】は〝予兆事変〟と呼ばれるようになり、八幡は陰陽庁長官として首謀者の息子への沙汰決めなど、後始末に追われている。そんななか、御三家と双璧を成す〝京都五摂家〟の次期当主一行が来訪し――!?「へぇ……あれが噂の〝怪童〟と、その護衛かよ。なかなかやるじゃねぇの」〝第七使徒〟の汚名を雪ぐため《原初の異邦人》が再び暗躍を始めるが、八幡は愛沙(あいしゃ)や絵理奈(えりな)と共に、平和な日常に落ちる影を一つ残らず蹂躙し無双する!最強主人公のやり直し×成り上がり陰陽師譚、第2巻!