1000年前に書かれた紫式部の長編小説『源氏物語』を鬼才・江川達也がコミカライズ。平安時代の宮中を舞台に絶世の美男子・光源氏はどう生き、どう愛すのか?瘧病(わらはらみ 今のマラリア)に罹った光源氏は、療養のため北山の寺を訪れた。その山の上から見える一軒の屋敷に住む幼い少女・若紫は最愛の女・藤壺の宮にそっくりだった。まだ10歳の幼女だったが光源氏は若紫にひと目惚れし、なんとか彼女を手元に置いて自分好みの女に育てようと思うのだった…。源氏物語5巻 若紫 目次其之壱其之弐其之参其之四其之五其之六初出:「ウルトラジャンプ」(集英社)2003年9月号~2004年2月号