CEOや経営幹部は好業績を追求するが、その際に足かせとなるのがリーダーシップチームの機能不全である。機能しないチームの多くは、自社の利益拡大に向けて連携するのではなく、いつまでも動こうとしなかったり、社内政治や不毛な言い争いに明け暮 れたり、ぬるま湯につかったりしている。結果として、戦略遂行が滞ったり、士気が下がったりするだけでなく、彼らが率いているはずの企業にもしわ寄せが及んでいる。本書では、リーダーシップチームが陥りやすい機能不全の3つの類型を紹介する。そのうえで、リーダーがチーム固有の問題に対応し、方向性の一致と高業績に向けて踏み出すための解決策を提示する。 ＊『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー（2024年12月号）』に掲載された記事を電子書籍化したものです。

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