60代半ばの犬神吾郎は骨董屋『犬神堂』の店長。性心理学専門の元大学教授で、変態の心理に詳しく、とにかく女性の淫靡な匂いを逃さない。刑事の兄を持つ23歳の元生徒で、ミステリー作家を目指しつつ探偵を営む吉井利々子の相談に乗り、難事件を解決していく。珍しく世の中は平和で大きな事件もなく、吾郎は利々子の兄である剛太の結婚式に参加することに。25歳の新婦・結城冴香とは、事件を通じてお互いの体を味わった仲。紅白粉を塗り、絢爛たる花嫁衣装を着る彼女を見た吾郎は、思わず顔面騎乗を求め、フェラチオまでしてもらった。この日はそれだけで終わらない。吾郎から1000万円を奪っていったユリとミイの美女2人組怪盗ローズマリー、そしてここまで事件のたびに体の匂いを直接かいできた利々子。吾郎は一日にして何度も何度も快感を味わいまくり……。