ピンポーン…。「志穂梨(しほり)か」「今日辺り来そうだから「治療」…お願い」兄が住むマンションに妹の志穂梨が訪ねて来た。妹は「病気」だ。月に一度発情する。感覚が鋭敏になり、かすかなオスのフェロモンも嗅ぎ分け、そして発情する。まるで盛リのついた猫のように交尾を求める。だから「治療」が必要だった。そうでもしないと、どこで誰かと間違いを犯すかもしれなかった。セックスをして絶頂を迎えれば治まるのだ。しかし、近頃は一度や二度の絶頂では効果が無くなりつつあった。「まだ…全然足りない…」「もっとちょうらい兄貴の薬」そう言って志穂梨は、兄のペニスをねぶりまわすのだった。

