さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
新選組抱え医師嘉納芳春が何者かに襲われた。
危うく命拾いしたものの、次は漢方医葛城伯道と漢方医桂甫南が殺害された。
伯道も甫南も眉間に鍼を打たれていた。
芳春と伯道の患者が次々に急死するが、原因がわからない。
新選組監察山崎烝は、十年前に同じような急死を経験していた。
しかも、その遺体から鍼が発見されていた。
山崎は、十年前の事件との関連を疑うが、手がかりは何もない。
そこへ、「反幕浪士が再上洛する将軍徳川家茂暗殺を企てている」という情報が入り、山崎は医師と患者の事件に関わってばかりいられなくなった。
嘉納芳春は山崎と連絡を取りながら、患者達の不可解な急死に取り組んでいく。
すると、連続する不可解な急死と「将軍家茂暗殺計画」が深くかかわっていることがわかった。
山崎烝は京洛を徘徊する死神を止めることができるのか?
嘉納芳春と土方歳三ら新選組は、将軍暗殺を阻止できるのか?
【目次】
鍼医
監察方
新選組医師
医師殺し
遠い記憶
突然死
人体実験
後継者
破門
復讐
十津川郷
闇医者
膳所城
襲撃
戦う医師
