※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。★ 難しくない動きで、らくらくだけど高効果!★ 暮らしの中でふと感じる 「衰え」や「不調」に ねらって効かせる!★ 介護予防の専門家が 正しく&わかりやすく 取り組みをサポート *バランス感覚 *足腰の曲げ伸ばし *急な動作◇◆◇ 著者からのコメント ◇◆◇還暦を経て、小石も段差もない舗道でつまずき転倒してしまったころから、自身の身体の「老い」がじわじわと進行しているのを実感するようになりました。また、同じころに、母の介護や高齢者のケア業務を通してフレイルの先にある衰えの実態を目の当たりにし、できるだけ長く自力でつづけたい具体的な日常生活動作が見えてきました。そして、料理別にレシピを頼りにするように、動作ごとの、たとえば足の爪をできるだけ長く自身で切ることができるためのエクササイズ案内がほしい、と思うようになりました。それが本書の企画のはじまりです。共著の田中喜代次先生とご関係の先生方のご尽力により、安全で効果的で頼りになる目的別の老化防止エクササイズの本になりました。ぜひご活用ください。小林 光恵百寿者は昭和38年の153人から、令和8年度に10万人を超え、2050年には約50万人に到達すると予測されています。今後、中年世代や子どもの人口が益々減少する中で、高齢者の日常生活は想像以上に厳しいものとなりそうです。高齢の家族を支えたくても、子や孫が遠方にいて、助け合う手が足りなければ、通院が困難となる人、認知機能の低下で自動車を運転できなくなる人、たとえ認知機能が良好でも体力的な限界で外出をつらく感じる人、さらには日々の着替え、調理、入浴、トイレ利用などが以前のように上手くできなくなっていく人が増えます。本書は、そういった低体力化・虚弱化(フレイル)に確かなブレーキをかける日常の運動方法について、目的ごとに手順をわかりやすく記述したものです。10年後は年齢が+10歳となりますが、運動の継続により体力年齢や身体機能年齢は+2~3歳に留まります。本書をしっかり活用して、老化にブレーキをかけていただきたいです。 田中 喜代次◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇☆第1章 身体の柔軟性・可動域の悩み* 靴下が上手く履けない ・股関節の柔軟性低下 ・腸腰筋の筋力低下 ・支持脚の筋力低下* 足の爪切りに苦労する ・足指関節の可動域の縮小 ・腰背部の柔軟性の低下 ・膝関節の可動域の縮小・・・など☆第2章 下肢の筋力の悩み* 和式トイレの使用がつらい ・姿勢保持力の低下 ・太もも筋力の低下 ・ふくらはぎの柔軟性の低下* 自転車をとっさに避けることが難しい ・動体視力の低下 ・脚部の瞬発力の低下 ・股関節の可動域の縮小・・・など☆第3章 手指・上肢の筋力の悩み* ペットボトルやビンの蓋を開けにくい ・手指関節の柔軟性の低下 ・手指筋群の筋力の低下* 手すりやつり革のつかまり立ちがつらい ・下肢筋力の低下 ・立位時の動的バランスの低下 ・肩関節の可動域の縮小 ・握力の低下・・・など☆第4章 体幹の筋力、持久力、その他の悩み* 階段・石段の昇り降りがつらい ・腸腰筋の筋力(階段歩行力)の低下 ・動的バランスの低下 ・全身持久力(心肺機能)の低下、大腿四頭筋などの筋力低下* 孫との外遊びで疲れる ・瞬発力の低下 ・前後左右への移動性の低下 ・全身持久力の低下・・・など

