意地悪だった小さな婚約者は、6年かけて甘く優しい〝運命の人〟になっていく――10歳のミリアが婚約したのは、王子様みたいに格好いい少年・カミル。けれど初対面で冷たくされ、ミリアは深く傷つく。婚約は解消……かと思いきや、カミルは涙ながらに謝罪してきた。どうやらミリアが「可愛すぎて」悪態をついてしまったらしい。ミリアの父は「6年間、伴侶として信頼に値する人物であり続ければ、婚姻を認める」と条件を提示する。ちょっぴり遠回りで始まった二人の関係だったけど……「会うたびに、ミリアは綺麗になるな」「好きだ、大好きだ。かわいい。」素直になったツンツン婚約者は、攻撃力高めのデレデレ紳士になっていて!?

