2025年10月、日本は大きな転換点を迎えた。
初の女性首相として高市早苗が就任し、その歩みは国内外で注目を集めている。
だが、政権発足からわずかの期間で明らかになったのは、話題性ではなく「実行力」こそが彼女の最大の武器だという事だ。
外交では米国との関係強化、台湾との実務協定、ASEANとの連携深化を矢継ぎ早に進め、経済では物価高対策と成長投資との両立を掲げる。
防衛力強化、社会保障政策の再設計、地域の課題――いずれも先送りできないテーマばかりだが、高市は一つひとつ具体策を動かしはじめている。
本書では、その高市政権の全体像と2026年へ向けた日本の未来を立体的に読み解く。
強く、豊かで、誇れる国をつくるために、今何が変わり、何が問われているのか。その答えを探っていく。
元自民党政務調査会調査役 田村重信
