ーあの日帰れない河を渡った気がしたー好きだった親友に彼女ができたと聞いて鬱々と日々を過ごす黒須は、ある夜具合が悪くなっているところを高校時代の教師、灰谷に助けられ、彼の部屋で関係を持ってしまう呆然とする黒須に灰谷は言う「私は他に好きな人がいる人が好きなんです」己に関心のない者としか関係がもてない男と過ごす日々は河淵の湾度で揺蕩うようだった44ページ詳細