いいなぁ・・・とてもいいなぁ。。。
心にしみじみと沁みいってくるお話でした。
主要登場人物の皆が、それぞれに何らかの、
大きな喪失感を抱いているという設定が、とにかく切ない。
豊や穣の過去の苦しみや悲しみには、
寄り添って抱きしめてあげたくて、
種ちゃんの元気で天真爛漫な言動には、
愛おしくて頬ずりしたくなって、
沢山の胸を打たれるシーンに想いが込み上げてきて、
何度も涙が溢れてしまいました。
豊と穣が出会って交流が深まることによって、
自分の過去を受け入れられて、
自分の現在を肯定できるようになったことは、
二人にとっても読者にとっても本当に救いとなりました。
全3巻で完結となっていますが、
この一家のお話は、更に大きな愛のお話に膨らんで、
またお目見えしてくれそうな予感がします。
皆が帰ってきてくれたら、きっと涙目で、
『おかえり!』とお迎えしてしまうと確信しています!